防音工事がわかる26~ホームシアターリフォーム&防音工事①仕様設計

0412-2.jpg防音&シアターリフォーム工事をスタートする事になりました。以前のお住まいではオーナー様ご自身でシアターを組んで楽しんでおられました。今回のお引越しを機会に防音を完備したシアター&オーディオ(&娯楽室)ルームを作りたいとご依頼がありました。お部屋の広さは現状約3.0x3.7mmの約6.9畳。天井高は2.45m。開口部は共用の廊下側に面した腰窓が一つと引き戸の出入り口。腰窓との反対面に壁面クローゼットがあり、こちらを取り壊してお部屋を延長されたいとの事。

0412.jpg防音工事の仕様を決めるポイントは<何をする為の防音工事か?>、<どれくらいの防音の性能が必要か?>。<何をする為の・・・か?>はシアター&オーディオルームとなりますので、遮音だけでなく、内装の意匠や調音工事も重要になります。また、シアター機器の設置位置に応じて、工事内容も検討する必要があります。<どれくらいの・・・か?>は、オーナー様の視聴音量を弊社の大阪ショールームにて計測するとで約70~75db(500Hz帯)ほどでした。

0412-3.jpg使用される時間帯などから遮音性能は40~42db(500Hz帯/開口部以外)の大建工業さんで言う、スタンダードプラスに決定。引き戸は防音ドアに、腰窓部は旭硝子のインナーサッシまどまどを選択。まどまどはハイエンドタイプにして防音性能レベルを高めます。腰窓部は屋外への音漏れポイントとなりますし、開口部は壁面、床、天井に比べ、防音性能が落ちてしまいますのでワンランク上位のケアが効果的となります。仕様は決定しました。シアター&オーディオの価値が高めれる特別な空間を目指します。
ホームシアター工房 
田中雅史

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