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防音工事がわかる25〜神戸市の防音室 性能測定してきました。

P7305573.jpg先日、神戸市の防音ルームを雑誌の取材でお伺い致しましたがその際に防音性能測定も一緒に行いました。こちらのルームは1年半前に防音室とホームシアターを施工させて頂いたお部屋で、防音工事は大建工業さんのプレミアムと言う仕様をもとに設計しており、カタログ値では500Hz帯で約45〜50dbの遮音性能があります。窓、ドア、換気扇などの開口部は仕様上、それよりも性能が落ちてしまいますので今回の測定結果では開口部以外で45〜50db以上の遮音性能が出ていれば満足の行く性能結果が出ていると言えます。測定の方法は部屋内で雑音発生器にて音を出し、部屋内外での音量差を周波数ごとに測定、そのギャップが遮音性能という事になります。


シダ邸 防音性能.jpg右図の測定結果となりました。
まず、A(廊下)、B(隣室)は開口部の無い壁でそれぞれ59db、63db、C(防音サッシ)、D(換気扇)は開口部となりますが52db、51dbとなっております。防音サッシは旭硝子のまどまどのT-5を使用しております。w2,800xh1,400mmという大きな開口にもかかわらず52dbもの性能が出ているのには驚きです。E(防音ドア)はカタログ数値と同じ42dbとなっております。こちらは2重ドアで前室を作りそこを機器置き場としておりますが、その空間が狭い為、少し共鳴している感じです。本来測定はポイントから1m離れて行いますが、その距離も取れずという感じでした。それらが無ければもう少し性能は上がっていたと思います。


P7305610.jpgF(ドア)位置での測定では57dbです。こちらのドアは一般的なドアですが、防音ドアと2重にして、前室を作る事で開口部でもこれだけ性能を持たせることができました。
総評としましては大建工業プレミアム仕様の遮音レベル基準が約45〜50dbという事を考えると基準以上の優秀な性能が出ていると言えます。ホームシアターの音の大きさは500Hz帯で約70〜85dbと言われています。遮音性能が50dbあれば気兼無く楽しめますね。


写真は防音サッシ部
インナーサッシはまどまどT-5です。
測定時、シャッターは全開です。


P7305588.jpgでは、なぜ基準以上の性能が出るのかということをよく聞かれますが、そこは防音施工経験とノウハウそれにお家本来の遮音性能がポイントとなります。同じ材料を使用しても組み方や処理の仕方によって違いが出ます。音を漏らさない、響かせないには細かな工夫が必要なんです。ですので音の性質を理解していないと性能は上がらないです。また、オーディオやホームシアターの場合は音を止めるだけではダメで吸音や音調も重要です。それらをトータルで考える必要もあります。防音室はオーディオやホームシアターを楽しむためのものですから、オーディオやホームシアターの事を知らないと良い防音室は作れないんです。。。
こちらのお部屋の全貌は10月発売の『ホームシアターファイル』に掲載予定です。お楽しみに!!

ホームシアター工房 大阪 田中雅史



    

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