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ホームシアターインストーラーの仕事135〜和泉市 9.2chシアター&調音&BGMシステム

P8245792.jpg和泉市のシアター&BGMシステムのお家。地下のシアタールームにて調音工事を行って来ました。4.4x2.9m、天井高2.5mのお部屋。天井、壁面は石膏ボードにビニルクロス、床はカーペット。後は大きな革張りのソファー。吸音する面積が少なく、残響はかなり長め。平行する反射面があるのでフラッターエコーも出やすい状況。残響の現状とベストポイントまで落とした場合をシミュレーションすると、オトピタを40枚貼らないとダメみたい。う〜ん…40枚も貼れるのか??ただ貼るのではなくて、フラッターエコーを軽減して、視聴位置によるバラツキを無くしてかつ、デザイン的にもカッコ良く見せたい!を目標に・・・いざ!!


P8245824.jpgオトピタ設置前に音響チェックをしていると63ヘルツの音を鳴らした時にどこからかガラガラガラガラガラガラ…とノイズが。同じようなノイズの原因で埋込ウーファーの使っていないスピーカーターミナルが緩んでいた事がありましたが、今回は換気扇のフタでした。対策をして一件落着です。

そうそう、昔、子供さんがスピーカーのバスレフポートにミニカーを詰め込んで取れなくなり、低音が出る度にガラガラとレースしてるんです・・・と言う事例もあったなあ・・・

出っ張りの大きな方がオトピタ02(中低域吸音タイプ)、薄い方がオトピタ01(高域吸音タイプ)。よく見ると微妙に貼る高さを違えてるのがわかります。


P8245829.jpg耳は響きの長い短いで空間の広さを感じ取ります。映画はシーンによって空間の広さが変わりますがそれに合わせて響きを変えて空間の演出をしています。その微妙な演出を意図する通り聞き取るには部屋自体が響き過ぎていたり、ノイズがあったり、響きがイビツだったりすると変化の薄いノッペリとした印象で終わってしまいます。もちろん映画にもよりますがダイナミックな演出(派手な映画と言う意味ではないですよ〜)を楽しむのであればやはり適切な響きの部屋が必要になります。映画を映画らしく楽しむには大事なところなんですよ。

壁の色とのマッチングもイイですね〜。


P8245811.jpg完成後いつも再生するディスクがありますが、聴音された部屋はボリュームをかなり上げて聴く事が出来ます。聴音されていないと低域が飽和してしまい気持ちのいい音にならないです。今回はもちろんいい仕上がり!話す声も聴き取り易くなってます、と言う事はセリフも聴き取り易くなってると言う事ですよね。

オトピタの数、数えてみて下さい、40枚貼っているでしょう。作業時間3hなり。

今回は
・オトピタ01(4枚入)x7セット
・オトピタ02(2枚入)x6セット
使用しました。




名称未設定-1.jpgグラフの青が調音前のシミュレーション。1k〜4kの残響が短いのはカーペットの吸音が効いているからです。緑色/ライブがオーディオに、紫/デッドがホームシアターに適したラインです。オトピタ施工によって赤/調音後のラインまで調音する事が出来ています。250〜500Hzをもう少し吸音したいところですが 高域用のオトピタを減らすとフラッターエコーを止めにくくなる為、バランスをとって落としどころを決めました。施工前に比べるとかなり調音されています。音が明瞭になり適度な響きが艶となります。部屋の響きの大切さがわかりますよ。
*結果は実測ではありません。データを元にしたシミュレーションです。

P8245823.jpg専用ルームだからこそ出来る事でもあるかと思います。シアター予算の内少しでも聴音に割いてもらえたら大好きな映画が生き生きとした音で楽しめる事でしょう。

これで
シアタールームの完成です!!

なかなか 他にない
素敵なオリジナルなシアタールームになりました。

ホームシアター工房 大阪
田中雅史


    

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ホームシアターインストーラーの仕事133〜和泉市 9.2chシアター&調音&BGMシステム

P6145475.jpg先月完成しました和泉市のシアタールーム&調音&BGMシステムのお家です。斜面の土地に見事な建築をされたのは祐建築設計事務所の岡崎先生。家族の顔が見える楽しい家の造りに感銘を受けました。そんなお家のリビング周りには手軽に音楽が楽しめるBGMシステム、地下には本格的なシアタールームをつくりました。シアタールームは4.4×2.9m、プラス機材置場スペース。天井高 は 2.5 mです。シアター専用ルームと言うと20畳位の広さを思い浮かべる方もおられると思いますが、この広さでも充分と専用ルームらしさを追求する事も可能です。(120インチ/9.2chを実現!!)シアターを設計するにあたり施主様のご要望は出来るだけ大きなスクリーンと子供が突撃しても壊れない、倒れないスピーカーなど。それらを踏まえ今回はこの様なシアターになりました。一見して他にはないスタイルがマイシアターとしての価値を上げています。
空調機が見えないのもシアタールームとしてのポイントを上げていますね。床に全館空調の吹き出しが付いています。



P8245823.jpgプロジェクターはJVC DLA-X30、スクリーンは120インチ ワイド のパネルタイプ。壁面いっぱいに映るハイビジョン映像の迫力は物凄いです。スピーカー&サブウーファーは全てスピーカークラフト社の埋込タイプでウーファーは二発の9.2chです。アンプはDENON AVR-4520とインテグラ ADM-30.1。9ch分をDENONで、ウーファーの0.2chはインテグラで駆動しています。
埋込スピーカーと侮るなかれ、シネマライクな音は誰しも惹かれる事でしょう。





P8245816.jpg先日、雑誌社より掲載取材の依頼がありましたので推薦させて頂き、取材をさせて頂きました。アイデアの詰まったシアターの全貌は、9月発売の『ホームシアター ホワイエ』に掲載される予定です。

7.7畳でもこんなシアタールーム作れます!!




P8245857.jpgコントローラはお馴染みiPadコントロール。クレストロンを主にシアター機器はもちろん照明調光機器のルートロンも制御してて、ワンタッチでシアターを楽しめます。最近はiPadminiが利用される方が多いですね。

8月の末に吸音パネルを用いてルームチューニングしてきました。格段に音は良くなりました。その模様は次回〜

ホームシアター工房 大阪
田中雅史


    

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防音工事がわかる25〜神戸市の防音室 性能測定してきました。

P7305573.jpg先日、神戸市の防音ルームを雑誌の取材でお伺い致しましたがその際に防音性能測定も一緒に行いました。こちらのルームは1年半前に防音室とホームシアターを施工させて頂いたお部屋で、防音工事は大建工業さんのプレミアムと言う仕様をもとに設計しており、カタログ値では500Hz帯で約45〜50dbの遮音性能があります。窓、ドア、換気扇などの開口部は仕様上、それよりも性能が落ちてしまいますので今回の測定結果では開口部以外で45〜50db以上の遮音性能が出ていれば満足の行く性能結果が出ていると言えます。測定の方法は部屋内で雑音発生器にて音を出し、部屋内外での音量差を周波数ごとに測定、そのギャップが遮音性能という事になります。


シダ邸 防音性能.jpg右図の測定結果となりました。
まず、A(廊下)、B(隣室)は開口部の無い壁でそれぞれ59db、63db、C(防音サッシ)、D(換気扇)は開口部となりますが52db、51dbとなっております。防音サッシは旭硝子のまどまどのT-5を使用しております。w2,800xh1,400mmという大きな開口にもかかわらず52dbもの性能が出ているのには驚きです。E(防音ドア)はカタログ数値と同じ42dbとなっております。こちらは2重ドアで前室を作りそこを機器置き場としておりますが、その空間が狭い為、少し共鳴している感じです。本来測定はポイントから1m離れて行いますが、その距離も取れずという感じでした。それらが無ければもう少し性能は上がっていたと思います。


P7305610.jpgF(ドア)位置での測定では57dbです。こちらのドアは一般的なドアですが、防音ドアと2重にして、前室を作る事で開口部でもこれだけ性能を持たせることができました。
総評としましては大建工業プレミアム仕様の遮音レベル基準が約45〜50dbという事を考えると基準以上の優秀な性能が出ていると言えます。ホームシアターの音の大きさは500Hz帯で約70〜85dbと言われています。遮音性能が50dbあれば気兼無く楽しめますね。


写真は防音サッシ部
インナーサッシはまどまどT-5です。
測定時、シャッターは全開です。


P7305588.jpgでは、なぜ基準以上の性能が出るのかということをよく聞かれますが、そこは防音施工経験とノウハウそれにお家本来の遮音性能がポイントとなります。同じ材料を使用しても組み方や処理の仕方によって違いが出ます。音を漏らさない、響かせないには細かな工夫が必要なんです。ですので音の性質を理解していないと性能は上がらないです。また、オーディオやホームシアターの場合は音を止めるだけではダメで吸音や音調も重要です。それらをトータルで考える必要もあります。防音室はオーディオやホームシアターを楽しむためのものですから、オーディオやホームシアターの事を知らないと良い防音室は作れないんです。。。
こちらのお部屋の全貌は10月発売の『ホームシアターファイル』に掲載予定です。お楽しみに!!

ホームシアター工房 大阪 田中雅史



    

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ホームシアターインストーラーの仕事132〜大建工業の調音材を使ったシアター住友不動産ご新築

P8055697.jpg大建工業のオトピタを使って聴音しました。聴音前の状況は吸音天井が大建リビングトーン、床にはカーペットが施工されてます。後、吸音を計算できる所はソファー位です。壁面はビニールクロスなのでほぼ吸音はしません。窓がありますがロールスクリーンを窓内に設置していますのでこちらも同様です。一般的に専用ルームはモノが少ない為、積極的に吸音処理を行わないとオーディオやシアターをするには響き過ぎる部屋になってしまいます。響き過ぎると…、簡単に言うとカラオケのエコーを掛けた状態で映画を見ているような感じになります。それでは映画の感動もどこれやら・・・です。


P8055698.jpgさて、何も調音処理をしていない状況では、話し声でさえ響いているのが解るほど。事前に現状を残響シミュレーションするとかなりライブな感じ。高域はリビングトーンとカーペットで抑えられていますが、中低域(250〜500Hz)が大きく盛り上がった状態。フラッターエコーも盛大に出てます。フラッターエコーは向き合う広く平らな面があると発生します。




P8055700.jpgこのままではこもった音が前に出て音量を上げれない、迫力が出ない、セリフも明瞭には聞こえない状態になります。対策としては高域はあまり落とさずに中低域を中心に吸音を行い、それと同時にフラッターエコーを止める。そこで今回は大建工業のオトピタ01/中高域吸音用8枚とオトピタ02/中低域吸音用14枚使用しました。




P8055717.jpg
適当に貼ってる(笑)ように見えますが、ソコソコ計算してます。フラッターエコーは高域のノイズなので01が効果的なのですが今回は01の枚数が少ない(増やすと高域を必要以上に落としてしまいます)ので貼る位置が非常にシビアです(≧∇≦)オトピタ01と02は縦横の大きさは同じですが厚みと構造が違い、それによって吸音する周波数帯が違ってきます。




P8055719.jpgカーテンなど薄い生地のものは高域は吸音しますが中低域は弱いです。吸音を狙って壁面全体にカーテンを設置した場合、効果は高域だけで中低域は吸音しないので、艶がなくこもった音になってしまいます。吸音するにもバランスが大事です。

ライティングは3ゾーンに分けて調光。ipadコントロールにてシアター共々一括制御しております。映像、音響機器を置くだけではシアタールームとは呼ばない。環境(音調/調光/使い勝手などなど)も整えてこそシアタールーム。感動が何倍も違ってきます。


P8055723.jpgフラッターエコー対策で面白いのは1番派手に響いているところに取付けて確認をしたら今度は反対側の壁面から明瞭な(笑)フラッターエコーが出現したり、、、何カ所ものフラッターエコーが重なっていたんだなぁと解り、一カ所づつ退治していきました。最後の一カ所、向って左後方の4枚はピンポイントでここじゃ無いとダメな位置になりました。




P8055716.jpg視聴にはドルビーの2012デモディスクのトレーラーを使いましたが、とてもいい感じ。かなりボリュームを上げても持ちこたえる部屋となりました。迫力のあるアクション映画を堪能出来る専用ルームの聴音完了しました。


ホームシアター工房 田中雅史



    

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