オーディオに負けないバランスの取れたホームシアターシステム!

場所:千葉県
導入年月日:2021年
インストーラー:曾根 竜斗

ホームシアター導入の際、理想を詰めていく上で専用のお部屋があると非常に有利になることがあります。
そして、その専用室だからこそ実現できた贅沢な内容を今回ご紹介させて頂きます。

オーナー様が元々オーディオに拘りをお持ちで、オーディオに負けないバランスの取れたホームシアターを提案するのが今回のポイントでした。

先ず最重要となる画面サイズを本スペースにおける設置可能サイズ120インチとしたことから戦いの始まりです(笑)。

導入時に陥りがちな罠の一つに画面サイズがあり、映像設置環境を数字上クリアしても多々問題が発生することがあります。

先ずスクリーンがお部屋に入らない・運べない等の物理的な問題、いざ搬入・設置出来てもお部屋のサイズ一杯に画面サイズを設定したために投影時に映像が設置機材(スピーカー・再生機等)に干渉する等様々な問題が。

勿論私共は全て事前設計、打ち合わせにて全てクリアしておりますので、全く問題有りません。

そうしてこの辺りの内容がクリア出来ると、専用室ならではの攻めたレイアウトが可能なこともメリットでした。

お部屋一杯に画面サイズを設置する事で結果的にに追いやられがちなスピーカー機材も、壁から離してより内側に設置する事でスペースを確保。

こうする事で一見すると画面に干渉しているように見えても視聴位置からは干渉しない状況が可能となり、しかもスピーカー本来の性能が発揮しやすくなります。

フロア設置型のスピーカーは側背面の壁面の影響を受けやすく、(機材にもよりますが)より離す方が音質的に有利に働くことが多いので、実はとても重要です。

ついでに再生機等の機材も視聴位置に近付け、しかも設置位置を側面側にした上で近付ける事で機材アクセスをスムーズにし、さらに視聴時に視界から外れることでより没入度を高める事が可能です。
実は再生機の機材表示ランプ等はシアター視聴時(特に暗室)はストレスになりますから、地味に効いてくるんですよ。

そして上記のポイントは生活導線やスペース優先のリビング等では実現しにくい内容だったりします。

こういった設置上のレイアウト環境をクリア出来ると機材がワンランク上がったかのように生き生き調整出来るので、さらに再生力も上がり結果的ににシアター時・オーディオ時ともにお客様にご満足頂ける内容となりました。

まだまだ隠れポイントはございますが、今回は環境寄りでホームシアターのお話をさせて頂きました。


<主な導入機材>
プロジェクター SONY VPL-VW255
120インチパネルスクリーン KIKUCHI GPA-120HDW
AVレシーバー DENON AVR-X4700H
フロントスピーカー DALI OPTICON 6
センタースピーカー DALI OPTICON VOKAL
トップスピーカー DALI PHANTOM E50
サブウーファー DALI SUB E12F
サラウンドスピーカー DALI ZENSOR 7(お手持ち品)


機材をより良く設置したい・視聴時のストレスを軽減したい等、ご要望は様々かと思いますので、導入時は是非ご相談下さい!

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