ホームシアターインストーラーの仕事231~大画面の新しい提案 VPL-VZ1000をインストール

DSC_0101.jpgご新築の際に65インチテレビと5.1chシアターをご自身で構築し楽しんでられたオーナー。さらに大画面へとドルビーアトモス/DTS:X対応へとアップグレードする為に弊社に相談に来られました。元々は間接照明の造作部を加工してプロジェクターの置台を作る形で思案しておりましたが、投射距離をみるとマックス90インチが限界。もっと、大画面を求めるオーナー様から、『ソニーの超単焦点(VPL-VZ1000)はどう?』と。むむむ、その手があったか!と。それならマックス120インチまでOK。図面を作成してシミュレーション。お部屋の広さや収まり具合から最終的に110インチにしました。単焦点プロジェクターで使用するスクリーンは、より平面性が問われるので壁掛けパネルタイプがベストですが、リビングで壁掛けTVも設置されているので今回は電動昇降タイプを選択。ホームシアター用の昇降タイプで理想的な平面性を実現するOSのSTPにしました。前面のフラットパネルがスッキリとした雰囲気で既存宅でのシアターインストールでも活躍します。

DSC_0113.jpgプロジェクターは床に据え置きなので設置が簡単に思えますが、実はかなりシビアです。ちょっとした床のレベルの違いも影響として出ているようで、画角合わせフォーカス取りが結構大変です。傾きの調整は本体の脚をグリグリ回して高さを調整するアナログな方法。100の状態がわかっていて、何パーセントを目標に時間を掛けて調整するしかないようです。お客様自身で床置きだからイージーだろうと思って購入され、設置するのはちょっと大変だと思います。映像はソニーらしい映像美!!抜けのよい解像感と発色が美しいです。本当にこのプロジェクターは素晴らしい!!プロジェクターまで約26センチで120インチを投射するんです。今までプロジェクター&スクリーンの大画面を設置上、諦めていた方もこれなら実現可能じゃないでしょうか。

DSC_0111-1.jpgスクリーンは壁掛けTVをかわす為に壁から10センチほど前方に持ち出す金具を使用しています。フロントハイトスピーカーには、音も仕上げも美しい、モニターオーディオのRadius Series 90/ホワイトグロスを壁掛けしました。スクリーンパネルと相まって綺麗に設置できています。これで念願のドルビーアトモスサウンドを楽しめますね。
既存のお部屋へのホームシアターインストールは現場の状況によって、出来る事、出来ない事がありますが、今までの経験とノウハウをもって最適なシアターをご提案しますので、ご検討されている方は気軽にご相談下さい。それで、是非一度、現場を見せて頂き、提案をさせて下さい。
ホームシアター工房 田中雅史

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