白を基調とし映像・音質に拘ったスタイリッシュなリビングシアターの完成!

お部屋:リビングホームシアター
場所:埼玉県(2022年3月)
インストーラー:曾根 竜斗

ホームシアターを導入されるお客様の多くが、映画や音楽を大変愛しておられる方なのはご想像通りかと思いますが、その期間が学生時代からとなると意外と少なくなってきます。
今回はそんな筋金入りのお客様、分譲新築マンションのご購入の際に長年の夢を形にするお手伝いをさせて頂いた内容のご紹介です。

マンションの1室への導入ということもあり、先ずは白を基調に家具を含めて可能な限り機材を統一することを心掛けました。
シアターのお部屋というと映画館のような暗い環境が好まれますし実際向いているのですが、それはあくまで専用室の場合です。
ある程度オープンなスペース(リビング等)でそれを行うと実生活に支障が出る場合もありますので、普段の生活をイメージしながら導入するのはとても大切ですね。

そして映像と音質も妥協せずに映画・音楽を楽しむためにそれぞれの機材をハイエンドカテゴリーに属する機材をご提案させて頂きました。

先ずプロジェクターにはJVCケンウッド製の「DLA-V70R」を採用して、最新の映像フォーマットに対応。
4K・8Kの高画質はレーザー光源による明るさとの相性も抜群で、本件のような明るい環境でも全く問題としない高画質を実現してくれます。
何より大型機材ならではの絶対的なアドバンテージの大型レンズは、100インチオーバーの大画面のどこを切り取ってもピンボケの無い圧倒的なフォーカスを可能としています。
特に今回はさらに大きな110インチサイズの為、4Kさらには8Kのような高精細な画質がさらに際立つことになるでしょう。
ハイコストパフォーマンス機材にも4K対応はありますが、レンズだけはごまかしがきかない部分なので大画面をご希望の方は絶対に押さえておいてくださいね。

そして高音質の要となるスピーカーにはイギリスの名門KEF社様のリファレンスシリーズ、「R3」「R2C」にてフロントステージを構築しています。
画像を見て頂くと解るように、本件は設置スペースいっぱいのスクリーンを採用しているために両サイドのスピーカースペースが難しくなっています。

こういった場合、小型のスピーカーを採用して構築するのですが実力の低い機材だとそれに合わせて音像や音質がボケてきてしまいます。
しかし今回採用の「R3」「R2C」はそんな懸念を吹っ飛ばし、スピーカーにとって分の悪い設置環境でも物ともしない高音質を聴かせてくれます。
大画面でも問題ない音質・音像イメージの実現はさすがの実力と言えますね。
勿論、シアターシステムの心臓部とも言えるAVアンプに採用したマランツの「SR6015」の実力も見逃せません。

因みに今回はお部屋のイメージに合わせて住之江工芸様にて特注制作しております。

お客様のご要望もあり大理石ボードにて仕上げていますが、見た目は言うに及ばず音質面において多大な貢献をしてくれています。
特に今回のようなハイエンドスピーカーの実力を遺憾なく発揮するのにはうってつけの素材と言えますね。

本件のような設置環境の場合正面にテレビも採用して2ウェイ仕様となる事が多いのですが、今回は敢えてテレビを別位置に設定しています。
セパレートのシステムとることでスクリーンを使用した大画面の特別感をさらに演出させて頂きました。

こうして完成したシアター環境ですが、杮落しはスタジオジブリの名作「風の谷のナウシカ」だったそうです。
内容は言わずもがな、名シーンも豊富な本作から始まったシアターライフを存分に楽しんでいってくださいね♪

<主な使用機材>

プロジェクター JVC DLA-V70R
電動スクリーン KIKUCHI LE-110HDDM
AVアンプ Marantz SR6015
フロントSP KEF R3
センターSP KEF R2C
サラウンドSP KEF Ci160TR
ハイトSP KEF Ci160TR
サブウーファー KEF KC62
BDプレーヤー Panasonic DP-UB9000
メディアプレイヤー Apple TV

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