明るいリビングにマッチするオシャレなテレビシアター【Dolby Atmos対応】

お部屋：リビング
場所：兵庫県
インストーラー：中川 英久

ホームシアターをよりスリムに、コンパクトに。
もちろん映画館のようなシステム構成が至高という考え方もございますが、昨今のサブスク情勢による映像ソフトや音楽ソースの身近さを考えますともっとシンプルに生活空間に溶け込ませることもまた必要な考え方かと思います。
今回、日置建設株式会社様とのコラボで実現できた内容は、シンプル・コンパクトという視点で非常に上質な空間に仕上げることが出来ましたので、是非ご参考にしてくださいね。

始まりは上記の日置建設株式会社様（https://k-hioki.com/）からのご依頼でした。
地域で「快適で健康な暮らし専門店」としてとても上質な注文住宅を施工されている会社様、今回のリビングスペースもとても開放的で明るい過ごしやすいスペースです。
以前納品したお客様のお家を建てられた施工会社様で、今回初めてご依頼をいただきました。

お施主様のご要望から、フロントのメインスピーカーは正確な音を再生することに定評のあるECLIPSEブランドから「TD508MK3」に決定。
こちらの機材をフロントメインに設定することで、製作者の意図した音響が簡単に手に入れる事が可能になります。

リアサラウンドスピーカーはお家の意匠性から埋込スピーカーとなりました。イギリスの老舗ブランドKEFから「Ci100.2QR」の採用となりました。
小型でダウンライト照明程のサイズでスペースに溶け込みやすい事に目が行きがちですが、埋め込みスピーカーの泣き所でもある天井内への音漏れもエンクロージャー装備にて最小限に押さえられている事も見逃せない好ポイントです。
特に設置スペースよりも上階に居住スペースがあるレイアウトの際はとても有効なアイテムになります。

そしてサラウンド再生の醍醐味でもある重低音再生ですが、こちらもKEF社様から「T2」サブウーハーをお選びいただきました。
リビングに溶け込む薄型デザインもさることながら、「フロントファイアリング」という前面に対して音を再生できる機材なので低域再生おける音像の明瞭化にも貢献しています。
サブウーハーの種類にはこの他にも「底面放射型」等もございますので、機材選定の際はスペースやレイアウトに応じて使い分けて下さいね。

再生機材を隙なくレイアウトした後は、DENON製AVアンプの「AVR-X3800H」で制御します。
非常に多種なフォーマット対応に加え、高い音場再生能力など非の打ちどころのない機材で上位モデルにも見劣りしないAVアンプです。
小型～中型クラスのスピーカーでサラウンドを構成される方には特にオススメのモデルです。

吹抜を利用した壁面の高い位置にフロントハイトスピーカーを追加することで、ドルビーアトモスへの対応が可能になりました。
こちらの機材はフロントと同じECLIPSEブランドの「TD307MK3」にて、フロントとスピーカーのつながりに加えてより違和感のないサラウンド再生を実現。
当スペースでのサラウンド再生をより完璧に仕上げられるように正面壁面に設置、違和感の無い空間造りにも一役買ってくれています。

最後になりますが設置スペースの中でも顔といっていい造作家具は日置建設様にてご対応いただきました。
意匠において非常に重要な部分になりますので、建築会社様と打合せを重ねて機材収納にも優れた上質な家具に仕上がっています。
既製品ではこういった仕上がりは難しいので、選択肢の一つとして覚えておいて頂けると良いかと思います。

＜主な使用機材＞

今回のご紹介案件のように、建築会社様からのご依頼も年々増えてきています。
背景にはサブスクなどのコンテンツが身近になったことや機材の多様化、加えてよりシンプルに楽しみたいユーザーの増加があります。
よりヘビーに楽しみたい方も、よりライトに楽しみたい方も充分に納得出来る機材と併せ、どんな内容にも対応できるノウハウが私共には有りますので、ホームシアターやってみたいとお考えの方は、是非お気軽にご相談くださいね。

ホームシアターに関するご相談なら、いつでもお気軽にお問い合わせください！