ホームシアターにゴルフシミュレーター、さらにはカラオケと趣味が詰まった夢の専用ルーム

お部屋：専用室
場所：大阪府
インストーラー：中川 英久

昨今は住宅に居住性能にプラスの価値を要望されるお客様も増えてきていると感じます。
私達の生業であるホームシアター設置もそういったニーズにお応えさせて頂いておりますが、今回はそのスペースにカラオケ・ゴルフシミュレーター等も盛り込んでしまったおもちゃ箱のような専用室のご紹介をさせて頂きます。

ハウスメーカーとしてとても堅実な提案・設計力をお持ちの旭化成ホームズ(https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/index.html/)様から、専用室にての導入相談でした。
オーナー様のご要望、家族やお友達を招いてみんなで楽しめるホビールームをとのことで、当初はゴルフシミュレーターとシステムを統一する流れでしたが、より高い専門性を実現させるために現在のレイアウトにてのご提案へと着地します。

今回の内容に限らず違ったジャンルを1つの空間で共存させる場合、システムの共有はとても大切な検討事案になります。
統一・独立ともに実現可能ですが、どちらの場合にもメリットやデメリットが発生します。
そういった内容をメリットはそのままに、デメリットを最小にしていくには我々のような専用業者の知見は勿論、建築会社様の高い技術も要求されます。

何より実際にご使用頂くオーナー様のイメージングが非常に重要になりますので、優先順位をしっかりご検討いただくと良い結果が得られやすいです。

大仰にお話してしまいましたが、今回はそれぞれのプロフェッショナルが存分に実力を発揮できる環境を実現出来たのと、旭化成ホームズ様の設計技術力により何の懸念もない空間を実現できました。
ゴルフシミレーターとシステムを別にしたため、よりシアターに特化した内容にてご提案させて頂いております。

サラウンド機材にはお客様のご要望によりオーディオメーカーの超老舗「JBL」ブランドのSTAGEシリーズにて統一、映画館のような迫力の再生環境を実現。
5.1.4chのアトモスレイアウト効果もあり最大現にJBLサウンドを堪能出来る内容に仕上がりました。
追加で導入したカラオケシステムも専用の機材を導入、こちらもスピーカーに専用のJBLスピーカーを使用することによりシステムを切り分けながらも全く違和感のない環境になっています。

映像環境も抜かりなく、大画面視聴にも自然な4K映像を再現可能なEPSON製の「EH-LS12000」採用して120ｲﾝﾁの大画面に対応しています。
そして本環境での投影距離を最大限に活用すべく、スクリーンは特注の黒マスクを無くした全白仕様。
一見ちょっとたしたことのように思えますが、環境によっては見逃せない効果を生み出せますので参考にしてみてくださいね。

心臓部である機材一式を納める収納ラックも、旭化成ホームズ様が専用デザインにてご対応下さりました。
スッキリと納まっているのも有りますが、お部屋にちゃんと溶け込んでいるのも旭化成様の高いデザイン力のなせる業、とても勉強になります。

ゴルフシミュレーターのシステムも切り分けた事により使用時の懸念部分も皆無となりました。
スイング時はもとより、ショット後の打球まで問題の無い環境となり、存分に実力を発揮しています。

こういった盛りだくさんなシステム構成の場合、オーナー様にとって一番の壁となるのが「使い方」です。
非常に多岐に渡る機材を制御するため高度な使い方が要求されてしまうのですが、私どもにかかれば簡単に解決できます。
iPadによる専用プログラムのマルチコントロールにより、オーナー様は勿論どんな方でも簡単に使用できるよう配慮させて頂いています。

シアター視聴と合わせてドラマ放送も楽しめる本環境ですが、録画しまくりのオーナー様のニーズに対応するために4KレコーダーをSONY製「BDZ-FBT4200」を使用しています。
ソニー独自のルームリンク機能により他のお部屋で録画した内容も当空間にて視聴可能なので、オーナー様にもとても満足いただけました。
これだけ盛り沢山の環境なので、熱狂的に応援されている阪神タイガースのアレンパの瞬間をこの空間にて体験できますよう私共も陰ながら祈っています✨。

昨今はお家で体験できるエンタテイメントもとても多岐に渡ります。
今回のように一度に実現をお考えの方は是非、遠慮なくご相談くださいね！

＜主な使用機材＞

ホームシアターに関するご相談なら、いつでもお気軽にお問い合わせください！