快適に楽しめるホームシアターの設置場所

ホームシアターの設置場所は、快適な映画や音楽の鑑賞環境を作るための大切な要素です。

システムの適切な場所を選ぶことで、臨場感あふれる映像と、迫力のある音響効果を実現できます。

一般的にはリビングルームや専用のメディアルームが人気ですが、映像やサウンドの楽しみ方によって選択するのがよいでしょう。

リビングルームなら、家族や友人と一緒に映像やサウンドを楽しめます。気軽にみんなで映画やスポーツ観戦を楽しみたい方や、日常生活の中で楽しみたいという方向きです。

一方、メディア専用ルームの場合、映画館のように没入して、映画や音楽を堪能できる環境を作り出せます。音響や映像にこだわりのある方や、映画を集中してじっくり楽しみたい方向きです。

リビングルームとメディア専門ルームのいずれの場合でも、ホームシアターシステムの設置場所を選ぶ際には、チェックしたいポイントがあります。

まず、ホームシアターシステムを入れる部屋に、スクリーンやスピーカーの配置に十分なスペースがあるか否かを確認してからスクリーンのサイズや音響の性能を選ぶことが重要です。スクリーンの位置は光が入り込んだり、空調の風で揺れたりしないことを確認するとともに、採光を調整できる環境を整えます。

明るすぎると映像の鮮明さやコントラストが損なわれることがありますので、特に光には注意が必要です。遮光カーテンやブラインドを利用して照明を調整すると快適な環境にできます。スクリーンを置く壁面に100インチ以上の大画面が設置できる余裕があれば、ホームシアターならではの迫力を楽しめる環境が可能です。

音響システムは、スピーカーと低音を再生するサブウーファーだけでなく、壁や床の素材もチェックすることが重要です。フロントスピーカーは、スクリーンの両側に設置し、中央チャンネルスピーカーは画面下に配置します。

リアスピーカーやサブウーファーなどのサラウンドスピーカーを視聴位置の後方や横に設置することで、臨場感のあるサウンドが実現可能です。サブウーファーの低い音は床を伝い床面に広がることで臨場感を醸し出しますが、壁面や角に設置すると効果が増幅します。

各スピーカーの目的や役割によって高さと角度を調整し、まとまりのある音響効果を調整することが大切です。スクリーンとスピーカーの設置位置が決まったら、DVDレコーダやAVアンプなどのAVレシーバーの位置を決めます。

ホームシアター鑑賞中に操作したい場合には、スクリーンから目を離さなくても操作できるプロジェクタースクリーンの下や後ろが良いですが、視聴の際にAVレシーバーが目に入るのが気になる点です。

スクリーンの画面の周辺の煩雑さが気になる場合は、AVレシーバーを視聴位置の横や後ろに置くとスクリーン周辺がスッキリします。ホームシアターシステムの設置には、設置する部屋の環境や目的によって専門的な調整が重要です。「ホームシアター工房」はお客さまの要望に応じたシアターシステムの設計をご提案しています。ぜひ、当工房へお気軽にご相談ください。

ホームシアターに関するご相談なら、いつでもお気軽にお問い合わせください!

ホームシアター無料相談はコチラ♪
来館予約はコチラ♪