新築リビングルームにマッチさせたDolby Atmos対応の「DALI テレビシアターシステム」

お部屋:リビングホームシアター
場所:都内(2022年3月)
インストーラー:曾根 竜斗

ホームシアターの導入に際して、お部屋に拘られる方は内容を含めて様々にいらっしゃいます。
今回ご紹介の案件ですが、機材は当然のこととしてお部屋のデザインに如何に沿えるかを大事にさせて頂きました。
仕上がりからは解らない部分の施工内容もございますので、是非とも参考にしてくださいね。

オーナー様はもともと旧宅にて5.1chサラウンドを導入されていたのですが、新築に伴い環境を一新したいとのご要望でした。
勿論、最新のサラウンドフォーマット「Dolby Atmos」も忘れずに対応してほしいとのこと。

77インチの大型テレビを軸として構築提案していくのですが、今回は何よりもリビングデザインに溶け込ませることを重視させて頂きました。
お客様からご要望頂くことが多い内容ですが、総合デザインは私共も得意とするところです。

今回はデンマークのスピーカーメーカー「DALI(ダリ)」をご提案、ウッドタイル仕上げの上質なインテリアデザインに合わせて主張せずとも負けない存在感で上手く溶け込ませることが出来たと思います。
決して小さなスピーカーではありませんが、圧迫感を感じさせないデザインは流石の一言ですね。

そして一番無骨な印象を与えてしまう再生機材たちは造作家具に設置・隠蔽しています。
家具デザインと合わせたスリット扉を採用することで、放熱やリモコン操作時の対応もバッチリ、ストレスのない操作を実現できました。
尚、センタースピーカーのみ全体の印象からフロントスピーカーと揃えて魅せる仕様なので、これがまたワンポイントとして効いていますね。

サラウンドスピーカーはリビング等で大活躍する埋込型を採用して圧迫感を消しつつ音質向上にも貢献しています。
実は今回の目玉はこちらでして、建築会社様の耐火基準をクリアするために石膏ボードでバックボックスを制作しています。
本来バックボックス無しでも性能が発揮できるように設計されている機材ではありますが、当然バックボックスがあればより音質は向上します。
見た目からは解りませんが、このような処理をすればさらに音質向上等の性能も上がりますので参考にしてくださいね。

今回はトータルデザインありきのシステムのご紹介でした。
もともとデザインされた空間に合わせて、溶け込ますことを意識してご提案させて頂きました。
結果的にも落ち着いた印象を与えるウッドタイルや、これを際立たせる間接照明の上質な雰囲気造りに上手くマッチできた好例になったかと思います。
リビングスペースでのシアター空間の参考にして頂けますと幸いです。

ホームシアターを導入したいけど、スペースが無骨になってしまうのはNGなんてお悩みをお持ちの方は、遠慮なくご相談くださいね。

<主な使用機材>

テレビ:SONY XRJ-77A80J
AVレシーバー:DENON AVR-X2700H
フロントSP:DALI OPTICON 6 MK2
センターSP:DALI OPTICON VOKAL MK2
サラウンドSP:DALI PHANTOM E50P
ハイトSP:DALI PHANTOM E50P
サブウーファー:DALI SUB-E12N

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