リフォームを機にリビング120インチシアターシステム堂々完成

お部屋：リビング
場所：奈良県
インストーラー：中川 英久

　「リフォームするタイミングで、一緒にホームシアターを導入できたらいいな」と思われている方、
　　最近どんどん増えてきています！

　でも専用のお部屋がないというお声も・・・。
いえいえ、あるじゃないですか、そう「リビング」ですよ！
　リビングルームはお家の中でも広いスペースをとられている事が多いため、「大画面を導入したい！」というご要望にはリビング（やリビングダイニング）をシアタールーム化してはどうですかとご提案する事もあるんです。

　そんなご家族の共用スペースとなる事が多いリビングルームですが、棚・テーブル・椅子等の家具配置や動線確保等と様々な制約が出てきてしまうのもまた事実。今回は、そんなリビングルームの空間を最大限にご活用出来たシアターご導入事例をご紹介させて頂きます。

　リフォームを機にホームシアターのご検討をされていたオーナー様ですが、以前シアターシステムをご検討されていたお客様からのご紹介で当ショールームへお越しいただけました。ショールームでは実際にホームシアターをご体感いただきご導入の運びとなりました。
　「広いリビングは有効に使いたい」とのご要望を頂いておりましたので、まずは「極力スペースを潰さない」「ご家族の動線の邪魔しない」という事を踏まえてプラン作成となります。
とはいっても、こういった内容は私共が得意とする分野でもありますので、腕の見せ所なのです！

　先ずはスピーカーをすべて天井埋込として動線と設置スペースに配慮します。
スピーカーはホームシアターを構成する上で、数と位置の特定が求められる機材ですが、内容を吟味し設計をすることで様々な状況にも対応させる事が可能になってきます。
　勿論、お部屋の仕様・機材の内容で純粋な音の部分においてスポイルされてしまう場合もありますが、機材が持っている機能とインストーラーの耳を駆使すれば調整できるところもプロの腕の見せ所だったりします。
因みに天井埋込スピーカーはフロアスペースを圧迫しないため、小さなお子様がいらっしゃるご家庭にはとてもおススメの設置方法です。埋込スピーカーとする事で転倒や衝突の恐れが無くなるのはこの上ないアドバンテージになるかと思います。最近ではペットも家族の一員になっているオーナー様も多くいらっしゃいますので、そういった方々もご検討の余地はあるかと思います。

サブウーハーには小型でデザイン性の高いKEF社様の「Kube 8b」を採用しました。
設置スペースの占有を最小限にし、ファブリックでおおわれた仕上げもインテリアに溶け込むので、初めて訪れる方には花瓶立てに見えてしまうかもしれませんね（笑）

　そして主役となるプロジェクターにはエプソン製の「EH-LS12000」を採用。4K高画質再現は勿論ですが、何より非常に設置性の高いおススメのプロジェクターです。コストと画質の両面で貢献しています。

　今回視聴位置はリビングスペースですが、画像サイズを設置可能な最大サイズで狙狙うため、プロジェクターの設置はダイニングの天井に取付けるような配置となりました。キッチンのすぐ近くという事もあり単純に天吊りをするのではなくボックス収納として油汚れなどから守るような配慮をしています。
施工会社様へお願いをして収納ボックスを制作していただきました。美しい仕上がりはもちろん、強度・インテリアの親和性も良く納まりもバッチリですね。今後のシステムアップも考慮して、収納内部は余裕のある作りで製作をお願いしています。

　こうして隙なくレイアウトし、限られたスペースの中で最大に有効活用した結果、120インチの大画面を実現させる事ができました。スクリーン未使用時は天井堀込BOXの中にスッキリと収まり、全くその存在を感じさせないので、訪れる方はこんな大画面がこのスペースで見られるとは夢にも思わないかもしれませんね。

　と、様々なノウハウをふんだんにつぎ込んで仕上がりました内容に、オーナー様にも大変喜んで頂けました。オーナー様も休日にはストリーミングサービスをフルに活用して映画・アニメをご堪能されているとのこと、我々も嬉しい限りです。

今回の導入事例のように、リビングスペースは皆様の生活スタイルの数だけ様々あります。
「家族で映画を見る」はもちろん、「一人でMVを楽しむ」や「ホームパーティで大画面ゲーム大会」等、ホームシアターは非常に有用なツールとなり得ますのでぜひともご相談くださいね。

＜主な使用機材＞

ホームシアターに関するご相談なら、いつでもお気軽にお問い合わせください！